名古屋|FP flow|お金に踊らされない人生を送るために

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同じ金額だけど…

① あなたはあるスポーツ観戦のチケット(5,000円)を買っています。 ところが、会場でそのチケットを忘れたことに気付きました。当日券も5,000円で売っています。あなたはこの当日券を買いますか?

② あなたはあるスポーツ観戦のチケット(5,000円)を買おうと思っています。 ところが、財布に入れていたはずの2万円のうち5,000円を無くしたことに気付きました。あなたはチケットを買いますか?

 

上記の質問はカーネマンとトヴェルスキーという人が行った実験だそうです。①も②も経済的なロスは同じなのに、①の場合は46%の人が購入すると回答し、②の場合は88%の人が購入すると回答したのだそうです。

①と②で42%の差が生まれたのは、①は『結局このチケットを手に入れるのに1万円かかるのか』と考えたため数値が下がったと言われています。

【ものは良いよう】によって行動まで変わってくるのが、【メンタル・アカウンティング】です。

『このチケットに1万円の価値があるのかどうか』ということを考えるかもしれません。

また、①は1万円を娯楽・趣味代に使うことになるので、さすがに使い過ぎだと考え、再度チケットを買うことを躊躇したという人もいると思います。しかし、②であれば、無くした5,000円を娯楽・趣味代に分類することはないので、チケットを買うことを使い過ぎだとは考えないのでしょう。

お金を1つの容器に入ったものとして考えずに、別々の容器に入ったものとして考えるのが、【メンタル・アカウンティング】の特徴です。

 

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お金に色は付いていない

お金に色は付いていないとわかっていても、私はお金に色を付けたい派です。

苦労して稼いだお金は使えなくて、楽しく稼いだお金はすぐ使ってしまう傾向があります。ラッキーで手に入れたお金や、お小遣いで貰ったお金はすぐに使ってしまいがちです。

ただ、場合によっては、『このお金は○○するためのお金』と色付けすることで、非合理的な結果を招くことがあります。

『借金があるけれど、長期休暇に旅行するための資金を貯めている。このお金とそのお金は別物!』…旅行のための費用も借金返済に充てるべきです。

また、車のローンや奨学金返済が残っているけれど、ご家族が亡くなった死亡保険金を、『大事なお金だから』とローン返済に充てられないと言う人もいました。…金利がかさみ、いずれは大事なお金まで圧迫します。

 

このように、使い道出所といった【主観的】な判断基準によって、お金の取り扱い方を変えている状態を【メンタル・アカウンティング】と言います。

【メンタル・アカウンティング】は【心の会計】とも呼ばれ、人の視野を狭くして合理的な意思決定をすることを妨げてしまいます。

 

他の例も載せておきます。

□ 競馬において、馬券の購入に関するデータの分析をし、賭け方の傾向をみると、1日の終わりが近づくにしたがって大穴狙いが増える

お金には本来『1日』『今日限り』という区切りは無いはずなのに、コスト感覚が狂って危険な賭けに出やすくなるそうです。

□ 赤字事業なのにやめられない。

様々な理由があると思いますが、その1つに既に支払ってしまって取り戻すことのできない費用をどうにかしたいと考えてしまい撤退できなくなります。

□ ポイントカードやクレジットカードのポイントのために余分な買い物をする。

ポイントが付くと思うことで出費の罪悪感が減ります。ポイントが貯まること自体が楽しくなってしまう場合も…。

□ パチンコや株などで儲かった利益をパァーっと使ってしまう。

アドレナリンが出ているのも関係しているかもしれません。『喜びを噛みしめたくて』『みなさんに分配しなくちゃ』などと言って使ってしまいます。

 

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理想の月収¥貯金額¥

前回【アンカリング効果】​の説明をしたので、私もアンカーをおろしてみようと思います。

(※カテゴリー変更しました。お金と心理学→お金)

 

¥ 理想の【月収】

1か月、年齢-10くらいは貰いたいよね。』(※30歳以降)←これは私もすっかりアンカーをおろされてしまった同士の言葉です。

世帯主の手取り:男性は『年齢-10』 女性は『年齢-15』

【30歳】 男性20万円 女性15万円(←※20代は30歳と同じくらい)

【35歳】 男性25万円 女性20万円

【40歳】 男性30万円 女性25万円

【45歳】 男性35万円 女性30万円

【50歳】 男性40万円 女性35万円

【60歳】 男性50万円 女性45万円 

いかがですか。貰えていますか。またその年齢になった時に貰える見込みはありますか。正社員であれば可能な数字だと思います。ボーナスの有無でも差が付きます。

非正規やパート・時短や週5勤務未満の人はクリアするのはかなり難しいと思います。【非正規雇用が4割を超えた】今、格差は広がるばかりです。

 

給料で勝てなくても貯金額で勝つのはいかかですか?

¥ 理想の【貯金額】

『年齢-22×100』 22は四年制大学を卒業した新社会人の年齢(×100は単位調整)

【25歳】   300万円

【30歳】   800万円

【40歳】 1,800万円

【50歳】 2,800万円

【60歳】 3,800万円  

【65歳】 4,300万円

つまり、【10年間 ⇒ 1,000万円】貯める計算になります。【1年間 ⇒ 100万円】【1か月 ⇒  約8.4万円】【1日 ⇒ 約3,000円】です。

全て現金で持っている必要は無いですよ。だって財産です。【売却額-ローン=○○○万円】が見込めるなら貯金額に加えてください。また、退職金がある人は、その金額を見込んでください。

 

数字にするとアンカーをおろすことが容易になります。説得力はありましたでしょうか。

他人に影響されることは素晴らしいことだと思います。参考にしたり反面教師にしたりして、考え方の幅を広げてください。しかし、無意識にコントロールされるとなると行き過ぎです。最終的には自分でアンカーをおろすことが重要です。

 

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  • Category:お金
  • Author:FP-flow

影響を与える側か、受ける側か。

指標となる『数字』の提示は、後の判断に影響を与えることを前回のブログで取り上げました。

具体的な金額を提示すると、その金額の周辺でしか評価できなくなる【アンカリング効果】という現象がある訳ですが、考え方によってはとても【使える】現象です。

 

船の自由がきかなくなるから錨をおろすことが悪いかのように聞こえますが、【アンカリング効果】は別に悪いことではないと思います。指標となる『数字』が無ければ、判断なんて常に『当てずっぽう』『運任せ』になってしまいます。

そこで重要なのは、『自分の意志でそこに錨をおろしたのか、他人のアドバイスでそこに錨をおろしたのか』です。

例えば「ここは良い漁場です。錨をおろしましょう。」とアドバイスされて、「お、良いね。」とその通りにすることもあるでしょう。そして「しまった!こんなところに留まるんじゃなかった。もっと、向こうだった。」と後悔することもあるかもしれません。

しかし、そのような経験を繰り返すうちに、「あっちも調べてから…」と最終的には自分の意志で錨をおろしていくようになります。特に、自分と利害関係がある人からのアドバイスには、少し間を置けるようになっていくのです。

自分で錨をおろすと、『怪しい壺を高額で買ってしまう』などのリスクから遠ざけ、自分の判断に自信が持てるようになります。一定範囲から動けないことを逆手に取った【使える】現象です。

 

ここで【注意】をしたいのが、自分と利害関係のない人の発言で、思いがけず錨をおろしてしまうことです。誰かと言うと、家族や同僚、友人などです。

彼らが発する『数字』にはとても影響力があり、親しい間柄のせいで、その『数字』にどんな印象を持っているかというイメージまで伝染させます。

「このカバン2万円なんだ。セール中だけあって安いね。買ったら?」「ご飯行こうよ。このお店 5,000円で食べ飲み放題なんだよ。」と言う友達と頻繁に遊んでいたら、財布の中身があっという間に空っぽになったという経験をしたことはないでしょうか。

また、「このティッシュ298円もしたの? あのお店なら同じものが198円で買えるのにもったいない!」と言われて、必要な物を必要な時に買うことをためらうようになった。『もの』をストックするようになった。…という経験はありませんか。

彼らの発言のおかげで、自分の錨なのか誰の錨なのか混同してわからなくなってしまうのです。自分の金銭感覚が正しいのかわからなくなり、ブレにブレまくる恐怖の状態です。

 

付き合う相手はとても重要です。金遣いの荒さは知らず知らず伝染します。ケチも同じです。

しかし、金銭感覚が合わないという理由だけで、関係を切るのはもったいないですよね。大事なのは、相手に錨をおろさせないことです。

自分から先に『数字』を提示し、感想を付け加え、相手にこそ影響を与えてやれば良いのです。

相手の方が【発言力】や【求心力】があって難しいなら、『この人は自分より金遣いが荒い。1日2,000円は無駄に使う』『月収が5万円も違う』などの錨をおろしてしまうことです。その為には、情報を手に入れ、分析して数値化する必要があります。苦手と言わずにやってみましょう。そうすれば、思いがけず何かを言われても、自分が一定範囲から出られないので、上手く対応できる可能性が高まります。

それも上手くできそうに無いなら、距離を置く、会う回数を減らすしかないでしょう。

 

もう一つ重要なことは、『見栄を張らない』ということです。相手と同じ高さにいたいと思うことをやめるのです。同じでいたいから、相手の発言で錨=アンカーがおりてしまうのです。

自分は自分です。相手の船は一回りも二回りも大きくて頑丈かもしれません。ただの小さなボートかもしれません。自分の船を守れるのは自分だけです。

 


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数字に束縛される人

『数字』は、なにか評価をする時にイメージがしやすく、伝わりやすいのでよく使われます。

順位(ランキング)や平均値をすぐ出したがる世の中だと思います。判断の指標となる数字を、多くの人が求めているからでしょう。『もの』の値段にも同じことが言えます。

 

その指標となる数字は、後の判断に影響を与えると言われています。

例えば、スーツを新調した同僚に「このスーツ、いくらだと思う?」と聞かれたら、どう答えますか。

「スーツ 画像」の画像検索結果

人によって答える金額にかなりの差が出ると思います。

しかし、「このスーツ、5万円より高いと思う?安いと思う?」と聞かれた後に、「いくらだと思う?」と聞かれると、5万円に近い金額を答え、「このスーツ、3万円より高いと思う?安いと思う?」と聞かれれば、3万円に近い金額で答える傾向があります。

これを【アンカリング効果】と呼びます。

船の錨(いかり)の【アンカー】が語源で、船は錨をおろすと動ける範囲が限定されてしまうように、○万円という値段の提示という錨に、人間の思考の範囲が限定されてしまったという訳です。

 

テレビショッピングなどでよく耳にする、「通常価格 55,000円のところを、今なら 39,800円!!さらに、今から30分以内にお申し込みの方は、1万円引きの特別価格 29,800円でお求めいただけます!!」というようなフレーズは【アンカリング効果】を狙っているのかもしれません。そして、アシスタントの人が、すかさず「安い!!」と言ったりするのもポイントだったりします。

要は『29,800円で販売している』ということなのに、最初に 55,000円と言うことで、指標の金額より安くなって、もっと安くなったと印象を与えることが出来ます。後の判断に影響を与えまくっています。

途中から、『もの』自体よりも、価格の方に神経が向いてしまうんですよね。そんな時は「ああ、これはセールストークだから、冷静に金額と本体の価値を見極めよう。」と思えれば大丈夫です。あとは『本当に自分が欲しいものなのか』ですね。

この【アンカリング効果】ですが、セールストークよりも厄介な事案があります。それは、次回お伝えします!

 

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保有欲への対策

【保有効果】に引っ張られると、どんな不都合があるのでしょうか。それは、『ものが手放せなくなる』ということだと考えられます。

自分が今現在使っていて、これからも使う予定があるなら、持っていて問題ないと思うのですが、使う予定がないのに持っている『もの』が多ければ要注意です。

 

日本は本当に『もの』が豊かで、捨てるのが勿体ないという気持ちになります。しかし、どんどんと新しいものにも目移りし、手に入れていってしまいます。

そうして、『もの』で溢れて自分で管理も出来なくなり、心がせわしなくなって『このままではいけない』と思います。整理を始めるのですが、当然『思い入れ』があるものはなかなか捨てられません。また、「まだ使える」「いつか使うかもしれない」と思えばさらに整理の手は止まってしまいます。【保有効果】が起こっています。『思い入れ』があると、自分にとって要るのか要らないものなのかの判断が鈍るのです。

「捨てるからいけないんだ」と売りに行っても、二束三文にしかならないのが現実です。それだけ他人には価値が低いものだと気付く良い機会だったのに、結局売らなかったりします。

【断捨離】【人生がときめく片付けの魔法】などが流行ったのはそのせいでしょう。それらは、上手く『もの』とお別れをさせてくれます。

整理が出来るのなら、それで充分とも思えます。しかし、整理できてスッキリしても、また『もの』が増え、整理するの繰り返しになったりします。無駄が多いことに薄々気付きだします。

 

【保有効果】対策で何が重要か…。それは捨てる時・手放す時ではないのです。買う時・手に入れる時が最も重要なのです。

物を持たない暮らしをする【ミニマリスト】になれと言いたい訳ではありません。私は【ミニマリスト】には憧れません。なぜなら『もの』の持つ魅力を知ってしまっているからです。

『もの』を手に入れる時には、必ず手放す時の価値を考えます。買う時も、貰う時もです。

手に入れる時は、その『もの』欲しさに興奮して1.5倍輝いて見えます。しかし、「手放す時にはいくら位になっているだろう」「捨てられるだろうか」「捨てられなければ、譲る相手はいるだろうか」の3つを考えます。

安価なものであれば「要らなくなったら捨てるか売るかするからね。」と、高価な物であれば「あの人に譲るか、○○○円より価値が下がりそうだったら売るからね。」などと、手に入れる時に『もの』と約束をするのです。

家を買う時は、売る時を想定してから買ってください。そうすると、「このこだわり要らないわ。」とか、「少し高くてもこっちを選ぼう。」という新しく、明確な判断が出来るようになります。私なら、立地は大事なのでよく調べ、土地は建物のように劣化しないので一軒家を選び、30年以上経って自分が年をとっても住みやすいかなどを考えます。価格が落ちないポイントになると思います。

手に入れた時の価値-手放した時の価値=自分が保有していた時の価値です。(どのくらい使ったか・どのくらい幸せな気持ちになったか) シミュレーションして納得出来なければ、手に入れるのは止めておきましょう。

 

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とても思い入れがあるのです…

自分が持っているものには、他人が思うより高い価値があると考える傾向があります。それを【保有効果】と呼びます。

そのものに対する『思い入れ』があるために、本来の価値以上の価値を感じてしまうということです。

保有しているものを贔屓(ひいき)目で見ているので、これこそ思考の【偏り】だと思うのですが、バイアスという言葉は使わないらしいです。

 

TVで『開運!なんでも鑑定団』という番組を観ると、この【保有効果】をよく目の当たりにします。

自分が『お宝』だと思うものを鑑定してもらう番組ですが、「貰った時にこう言われた」「手に入れるのに苦労した」「子どもの頃から大事にしている」「運命を感じた」などで、鑑定を依頼した人の予想金額が跳ね上がったりします。そして、鑑定金額がそこまで高くないという結末を迎えたりします。

あと代表的なものはですね。

他人からしたら、古くなった家としか見えなくても、持ち主からしたら『思い出のある場所』という大きな付加価値が付くでしょう。

「施設に入るお金が無いって言うなら、こんな家売ってしまえば良い!!」「何言ってるの!この家にはね、お父さんとの大切な思い出がたくさんあるのよ!」という、ドラマで出てきそうなやり取りが、今も日本のどこかで繰り広げられているかもしれません。

家は本当に難しいですよね。手放せなくて生活に困ることもあるし、持っていなくて生活に困ることもありますからね。

家以外だと、バイクや車なども、査定額を見て『それなら売らない!』となる人は多いかもしれません。

 

『もの』の価値を決める時、【品質やコスト】【需要と供給】が重要になってくると思います。それらを考慮することは鉄則と言っても言い過ぎではないと思います。

買う時は、その鉄則を買う側も感じていて、その上でさらに安いと思った時は【お買い得】と認識します。

しかし、売る時には【保有効果】が働きやすく、【品質やコスト】【需要と供給】という概念が吹っ飛んでしまって、判断を鈍らせてしまいます。

 

次回は、『【保有効果】に引っ張られないためにはどうしたら良いか』『上手く利用するにはどうすれば良いか』をお伝えします。

 

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受け入れられる変化と、そうでない変化。

続いての偏りは現状維持思考です。【現状維持バイアス】と呼ばれています。

人は通常『知らないもの』よりも『知っているもの』を好みます

どんなに『知らないもの』の方が優れていても、『知っているもの』の中から決断してしまう…ということでしょう。

つまり、手札の中だけで勝負をするということですね。

 

【現状維持バイアス】の説明を読んで、個人的には「あ~わかる!」という感想と、「そうでもないんじゃないかな。」という二つの感情が湧きました。

なぜ、そうでもないと思ったかというと、誰にでも好奇心はあるので、新しいものを見てみたいという気持ちはあるだろうからです。

例えば、新しいお店が出来たら取り敢えず行ってしまいます。美味しそうなスイーツやお菓子が新発売されていたら、取り敢えず買って食べます。時には美味しそうでなくても、試しに買ってみたりします。

だから、現状維持思考は無いかと言われると、それもまた違うと思うのです。

少しの変化は大歓迎ですが、自分のホーム(基地)は現状維持したいのです。逆に言えば、自分のホームが盤石であるから、少しの冒険・変化が楽しめるというものです。

会社をクビになるかもしれない…この家に住めなくなるかもしれない…離婚するかもしれない…etc. という不安定な状況では、もうこれ以上、小さな変化も要らないという心境になるでしょう。

 

ホームを揺るがすかもしれない大きな決断をする時には、大体の場合『知っているもの』の中から選択してしまいます。

家を買う時、車を買う時、病院を選ぶ時など、元々知っている名前、評判を頼りにするのです。大事なことだからと幅広く調べたり、いろいろな人に相談したりするのですが、最後には調べなくても知っていたものから選んだりします。失敗したくないですからね。

お金を運用する時も同じです。「良い運用がある。」と言われてもうさん臭いし、成功した人の話を聞いても自分には出来ないと思うものです。結局、馴染のあるもので運用します。

別にそれで良いと思います。ただ、固執し過ぎて「もっと出来たのに…」と後悔しても、それは自己責任でお願いします。

 

そんな【現状維持バイアス】を和らげるために企業等がしているのが、無料体験やPRです。CMやチラシ、試食・試飲、家なら展示場、車なら試乗車などでしょうか。入試で学校を選ぶときに学校見学をしたり、入塾を考えている時に体験入学したり…エステの無料体験もありますね。例を挙げたらキリがありません。

それらは、『知っている』と誤認させ、愛着を持ってもらい、選択肢の中から排除されないようにしているのです。

対策として、消費者はこういったサービスを上手く・賢く利用しながら、本当に自分に合っているものはどれだろうということを見極めて、視野の広い選択をしていくしかないでしょう。

それが出来ないから困っているという人は、周りの人に相談してみてください。出来れば複数の人に。信頼できる人・強運の人・物知りな人・自分と感覚が合う人の4人くらい相談するのがおススメです。

 

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自制バイアスへの対策

自制バイアスへの対策法は1つです。

対策 決断の回数を減らす

人は欲望と共に生き、誘惑にも弱い。… 暴走してしまいそうになるのを抑えるのが自制心なら、効かなくなってしまうことはとても危険なことです。

本当に自制心が有限であるなら、使う場面(決断の回数)を減らすことが唯一の方法なのかもしれません。

 

具体的には…お金のことを考えるのは1日1回でも多いと思います。

借金をすると、1日1日利息が膨らんでいきます。どうやって返そうと考えます。最低でも1日5回はお金のことを考えてしまうのではないでしょうか。

お金は擬人化して考えるととても良いですよ。

もし上記の借金している人の場合、その人のお金は、毎日必要以上に構われて、行ったり来たり休む暇もなく、挙句「疲れた、もう考えたくない。」と嫌味を言われる訳ですから、その主人のことは嫌いになるでしょうね。

お金とより良い関係を築きたければ、過干渉になり過ぎず、程よい距離感を保つのが良いのではないでしょうか。

 

↓理想的なお金と関わる回数

◇買い物は必要最低限、今必要な物だけを買う。『ストック無かったかもしれない』などのついでの買い物はしない。(ついでの買い物も1つの決断)

◇まとめ買いは1週間に2回以内。まとめ買いに行く前に紙に書いて厳選する。ストック分もこの時に買う。(判断の回数を決める)

◇ATMは月1回。通帳記帳や残高確認をする度、意味なく【千円以下】の端数を引き出さない。(決断の機会を増やさない)

残高の端数を見ることで、決断の回数が増えます。綺麗な数字にする必要はありません。ご褒美で余分に引き出す必要もありません。『このくらいなら…』という感覚を捨ててください。端数の積み重ねが、【塵も積もれば…】になり、無意識にお金が貯まる喜びを味わえます。

◇家計簿を付けている人は、週に1回まとめて書く。1日1日集計するのではなく、各項目毎に集計すること。(家計簿は分析して初めて意味がある)

1日を振り返っても意味がないのです。反省や後悔などのネガティブな感情がやってきて、余計なことを考えます。

○月○日   食費   日用品費
食費 ××××円   ○月○日 ×××円   ○月○日 ×××円
日用品費 ×××円   ○月○日 ×××円   ○月○日 ×××円
交通費 ××××円 ○月○日 ×××円   ○月○日 ×××円
         
         
         
         
合計 ××××円   合計 ××××円   合計 ××××円

 

◇お小遣い制にする。(大きな決断の機会を減らす)

『旦那さんはお小遣い制』という人も少なくないと思います。お小遣い制にすると、その範囲でどうするかだけを考えれば良いので、ストレスになる大きな判断をすることが減ります。仕事に集中できます。

女性の人や所帯持ちでない人も、いろいろ考えることが多くて疲れたら、自分自身もお小遣い制にしてみてはいかがでしょうか。自分の交際費とか娯楽費とかを別会計にして、もう1つ財布を持つなどしてみてください。思考に余裕が出来てストレスが減り、どんぶり勘定も防げて一石二鳥ですよ。

 

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自制心が働かない??

今回の偏りのテーマは自制心です。

【自制バイアス】と呼ぶそうです。どういう意味かというと、『自分が持っている自制心を過信してしまうこと』だそうです。

自制心を過信するとどのようなことが起こるのでしょうか。誘惑がある状態でも耐えられると思ってしまうらしいです。結果、誘惑に負けるということですね。大丈夫と言っていても、実際は大丈夫ではない…人間とは儚い生き物です。

 

ちょっと頑張ったくらいで、自分にすぐご褒美をあげてしまうことも当てはまるでしょう。例えば、ダイエット・禁煙・節約ですね…。

事ある毎に、振り返って自己評価・反省会をしていませんか? 振り返る機会が増えれば増えるほど、ご褒美をあげてしまう確率が高まります。『今日ぐらい良いよね』や『これぐらい大丈夫だよね』など、甘やかした経験がある人は少なくないと思います。

【ご褒美=リバウンド】になることだって考えられます。途中頑張った経緯があるかもしれませんが、リバウンドしたなら結果は失敗です。始める前より悪い可能性だってあります。

 

自制とは自分自身の感情や欲望などをうまく抑えたり、コントロールすることです。

セルフコントロールには『直接的な外的強制力がない場面で、自発的に自己の行動を統制する行動プロセス』という学術的定義があるそうです。言い換えれば、直接的な外的強制力があれば、自制心は働かないということですね。「そんなにツラいならやめちゃえば?」や「よくお似合いです~」などと言われたら、ポキッと折れてしまうものなのかもしれません。

もう一つ重要なことがあります。自制心は有限だということです。無限アイテムでは無かったのですね。

そんな繊細な自制心への対策法を次回お伝えします。

 

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