クレジット=信用
クレジットとは『信用供与』=信用して貸し付けをするという意味があります。
◇『お金を貸す』立場になって考えるで、一番の心配事は『貸したお金が返ってこないかもしれない』ということだと書きました。
通常お金を貸す時は、担保になるものを設定して、お金が返ってこなかったら、担保品で損失分を補てんします。
しかし、クレジットカードは信用してお金を貸すカードなので、担保は必要ありません。
逆に言ってしまえば、もし、延滞や返済不能となった時には、カードを使っている人の信用が著しく低下するということです。
この情報は、金融機関で共有され、いわゆるブラックリスト(信用保証情報)と呼ばれるものに載り、その後の貸し借りを制限されます。
つまり、住宅ローンが組めなかったりします。(家族に延滞や借金があることがバレたりします。)
しかも、延滞をしていなくても、短期間に複数クレジットカードを作ったり、カードローンを組んだりするだけでも、ブラックリストに載ってしまいます。
また、制限能力はないけれど、やんわり借入れを断るリスト(要注意リスト)も存在していると聞きます。審査に通らないという人は、どこかで信用情報に傷が付いている可能性があります。
ブラックリストに載ることを(信用)事故と呼びます。なんか加害者みたいで嫌な響きですね。
クレジット=信用 を担保に買い物をするのは、実は怖いことなのです。
クレジットカードは後払いです。(デビット機能を除く)
ついうっかりカードで買い物をしたことを忘れ、引き落としになる口座にお金が足りないと、延滞になります。1回くらいではブラックリストには載りませんが、延滞金がかかることがほとんどです。2回3回と延滞していると、あっという間にブラックリストに載れます。
ついうっかりなんて、誰にでもあると思います。だから「1回引き落としが出来なかったくらいで延滞金を取るなんて!」という気持ちになりますが、後払いの上に、引き落しが出来なかったので、立派な延滞な訳です。物(サービス)はずいぶん前に手に入れてるのですから…。そのことをすっかり忘れてしまっていることこそがクレジットカードの魔力なのでしょうね。
(信用)事故には大きく分けて、【延滞】【代位弁済】【債務整理・自己破産】【強制解約】があります。
【代位弁済】は、債務者以外の第三者または共同債務者の一人が、債権者に対して、債務の弁済を行うことをいいます。…難しいですね。
住宅ローンを借りる時に、信用保証協会が保証してくれることがほとんどですが、『返済出来なくなったら、保証協会が本人に代わって返済をする』というのが主なケースでしょうか。
(↑全額+遅延損害金を払う必要あり)
注目していただきたいのは、【強制解約】です。クレジットカードの普及で近年身近になってきています。
↓ポチっとして頂けると嬉しいです!
貧困脱出・借金軽減・お金から好かれたい人は… お金の心理カウンセラー 『FP flow 』 にご相談ください。
名古屋・愛知・岐阜・三重 / 独立系・女性ファイナンシャルプランナー