クレジットカードで調子に乗って買い物をしてしまったら…
「リボ払いが危険だといっても、カードを使い過ぎてお給料より請求額が多くなったらどうすれば良い?」
「引き落としが出来ずに延滞する方が良いの?」
いいえ。分割払いをしてください。
後からリボというサービスと同様に、後から分割というサービスもあります。(カード会社によっては扱っていない場合があります。)
【リボ払い】と【分割払い】は似ているように感じるかもしれませんが、全く仕組みが違います。
そして、分割払いも、2回払いと、3回払い以上では全く異なります。ボーナス一括払いは2回払いに近いです。翌月ではなくボーナス月に支払います。
2回払いとボーナス一括払いは基本的に【手数料が不要】です。「ちょっと1回では払えないな」「今すぐは払えないな」と思った時は、2回払いか、ボーナス一括払いを賢く使いましょう。
3回以上に分けて分割払いをする時には、実質年利18%の分割払い手数料がかかります。「リボ払いと一緒じゃないか!」と思いそうですが、手数料率が同じなだけで仕組みが違います。
『指定した買い物だけ』分けて支払うので、分割払いは単純明解です。締日までの買い物+指定した買い物の分割分が翌月に請求されます。分割した買い物の支払いは、当然分割の回数が終われば終了です。
カード会社によっては最大24回や、最大36回まで分割が出来るので、支払えるか不安な人は長く分割にしてください。その分、手数料はかかりますが、短めに分割にして「やっぱり払えなかった」とリボ払いにするよりずっとマシです。
リボ払いは毎月決まった額を払うので、利用している側からすると単純で便利なサービスですが、仕組みは複雑で、言葉で説明するのはとても難しいです。大抵の人は、理解できていないままリボ払いを使っているのではないでしょうか。
リボ払いには大きく分けて【残高スライド方式】と【定額方式】があります。
【残高スライド方式】は、あらかじめ決められている支払(=借入)残高のランクに応じて、毎月の支払額(手数料を含む)が増減する方式です。(=最低返済額が決まる。)
支払残高が増えると毎月の支払(=返済)額も増え、支払残高が減ると毎月の支払額も減ります。そのため、なかなか元金が減りません。
【定額方式】は、支払(=借入)残高に関係なく毎月一定額を支払う(=返済)方式です。
支払残高が増えても毎月の元金返済額は変わりませんが、支払期間が延びて、その期間は手数料がかかります。
大事なのは、リボ払いの仕組みを理解することではなく、リボ払いの恐ろしさを理解することです。
リボ払いは、『利息ばかり払って元金がなかなか返せない。』『毎月の支払いを楽にしたために支払期間が延びて、支払った利息の総額が高額になる。』と理解していただければ充分だと思います。
↓ポチっとして頂けると嬉しいです!
貧困脱出・借金軽減・お金から好かれたい人は… お金の心理カウンセラー 『FP flow 』 にご相談ください。
名古屋・愛知・岐阜・三重 / 独立系・女性ファイナンシャルプランナー