国の借金(2)
国の借金の代表は国債です。(=国が発行する債券)
債券は『この時期になったらこの金額に増やして返すから、お金を貸して』というものです。
それが膨らむに膨らんで1049兆円。(2016年5月現在)
今後ももっと膨らんで、『もう返せない! 政治は地方自治体に任せて、国という枠組みを捨てて、国債を紙くずにしよう!』となったとします。
そしたら、国債を買っていた人が損をします。一番買っているのは銀行なので、銀行に預けているお金が危ない。つまり、私たちのお金が危ない訳です。
すると、最悪の場合、不安に思った国民が、我先に預金を引き出しに行き、前に書いた通り銀行は現金をなるべく持っていたくないので、払い戻しがすぐには出来なくて、金融パニックを起こし、ここで、本当の意味で破たんします。
これがシナリオ①です。
シナリオ②『お金を刷って借金を無くす。』
シナリオ③『税金を増やして借金を無くす。』
②はお金を水増しすることになるので、お金の価値が下がり、物の値段が上がる(インフレ)ことで家計の負担になります。
そして、水増しし過ぎると日本円自体が紙くずになります。そして、破たんです。
③は国民が怒るので、大胆には増税しづらいですね。
もし、大胆に増税したら、最悪の場合クーデターが起き、シナリオ①も起こり、破たんです。
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今、国はどのような対策をしているかというと…
インフレ2% (=行き過ぎないインフレ) を目指して②を行い、『マイナンバーで脱税を無くす』 *『消費税を上げる』などなど税収が増えるように③をしています。
*(2016年5月30日 消費税増税 再延期を発表 / 2019年10月1日 消費税増税施工)
最後に、景気が回復してくれたら国の借金は無くなる見込みというデータがあるので、好景気が全てのカンフル剤になり得ると言っても過言ではないようです。
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